お金の価値観・金銭感覚

「あの人、ちょっと金銭感覚おかしくない?」
友人の買い物、同僚の話しぶり、気になっている相手の使い方。そう感じても、本人には聞けませんし、わざわざ人に話すことでもありません。
ただ、「おかしい」と感じたその基準が、正しいとはかぎりません。この記事では、言われやすい5つの場面と、立場ごとの向き合い方をまとめました。

まず、どんなときに言われやすいのか。よく挙がるのは次の5つです。
お金の感覚がズレて見えるのは、珍しいことではありません。
株式会社NilCraftが既婚男女605人に行った調査(2026年9月)では、身近な相手とお金の使い方が「合わない」と感じることがある人は62.2%でした。
| 合わないと感じるか | 割合 |
|---|---|
| よく感じる | 21.8% |
| たまに感じる | 40.4% |
| あまり感じない | 26.2% |
| 全く感じない | 8.3% |
注目したいのは、何が合わないのかという中身です。最も多かったのは「何にお金をかけるかの優先順位」で34.0%。「必要か無駄かの判断」が29.7%で続きます。
つまり多くの場合、ぶつかっているのは金額ではなく優先順位です。どちらかが間違っているわけではありません。
実際この調査では、意見が割れやすい支出は男性が「食費」で49.6%、女性は「趣味・娯楽費」が40.7%で最多でした。

家計を共にしていない相手の使い方は、本人の自由です。気になっても、こちらが困っていないなら伝える必要はありません。
ただ、お金を貸してほしいと言われたときなら話は別です。貸し借りだけは、関係を壊す原因になります。
使い道の好みは、無理に揃えなくて構いません。見ておきたいのは、家賃や光熱費の支払いが遅れていないか、貯金が増えているかです。
どちらも大丈夫であれば、大きな問題はありません。
逆にリボ払いやキャッシングに頼っているなら、危険信号です。
「おかしい」と言われても、何がどうおかしいのかは人によって違います。金額なのか、頻度なのか、使い道なのかを確かめないと、話が噛み合いません。
浪費そのものを見直したい場合は、浪費家の女性に多い6つの特徴。当てはまったときの直し方でも整理しています。

よく挙がるのは、特定のものへの大きな出費、移動や食事の基準のズレ、ご褒美の多さです。ただし大半は価値観の違いです。
借入に頼っておらず、貯金も回っているなら、直す必要はありません。相手が何に困っているのかだけ確かめてみてください。
持ち物の値段ではなく、貯金の有無と、借入の有無を見てください。使い方の好みは、見抜く対象ではありません。
『金銭感覚がおかしい女性の特徴5つ。立場別の向き合い方』
まずは、相手が何にお金をかけたいのかを、聞いてみるところから始めてみましょう。
※ 出典:株式会社NilCraft「【夫婦の家計調査】6割超が「お金の使い方が合わない」」(2026年9月18〜24日、20〜59歳の既婚男女605名)
FUTARI NO OKANE KAIGI
ふたりのお金会議

お金会議ノート 1冊(全64ページ)
2027年 発売予定
カップル・夫婦の“お金のモヤモヤ”を整理するためのノートです。
これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。