マネータイプ

「うちの旦那のお小遣い、多いのかな? 少ないのかな?」
周りには聞きづらく、調べても「平均3万円台」「手取りの1割」と数字がバラバラで、余計に分からなくなることがあります。
結論から言うと、旦那(夫)のお小遣いの平均は3万円台。ただし「年収」と「お小遣いに何が含まれているか」で、妥当な金額は変わります。
この記事では、お小遣いの平均と相場、年収別の目安、そしてふたりが納得しやすい決め方をまとめました。

複数の調査を並べると、旦那(既婚男性)のお小遣いの平均は月3万〜4万円の範囲に収まります。
| 調査 | 平均額 | 対象・時期 |
|---|---|---|
| 明治安田生命 (家計アンケート) | 36,835円 | 既婚男性 2026年3月 |
| ソニー損保 (お小遣い事情調査) | 30,350円 (男性) | 既婚者 2026年5月 |
| SBI新生銀行 (会社員のお小遣い調査) | 39,081円 (男性会社員) | 会社員 2024年 |
明治安田生命の調査では、夫のお小遣いは昨年の33,071円から3,764円(10%以上)アップ。賃上げの影響で「収入が増えたから」(58.2%)がいちばんの理由でした。
調査によって平均に1万円近く差があるのは、「昼食代を含むかどうか」の違いです。SBI新生銀行の調査は昼食代込み(使い道の1位が昼食代)で高め、ソニー損保の調査は「家計から自由に使える定額」なので低めに出ています。
※ 出典:明治安田生命「家計」に関するアンケート調査(2026年3月、20〜79歳の既婚男女1,620人)/ソニー損保「2026年夏のボーナス&お小遣い事情」調査/SBI新生銀行「2024年会社員のお小遣い調査」
お小遣いの相場として、よく言われるのが本人の手取りの1割前後です。
「1割」に根拠があるわけではありませんが、生活費と貯金を先に確保しても、家計に無理が出にくい水準として広く使われています。
ただし、この相場には注意点があります。
相場はあくまでも「参考」。ふたりの家計に合わせて調整していきましょう。

年収(額面)から手取りを概算し、その1割を目安にすると、次のようになります。
| 年収 (額面) | 月の手取り (概算) | お小遣いの目安 (手取りの1割) |
|---|---|---|
| 300万円 | 約20万円 | 約2万円 |
| 400万円 | 約26万円 | 約2.5万円 |
| 500万円 | 約32万円 | 約3万円 |
| 600万円 | 約38万円 | 約3.5〜4万円 |
| 700万円 | 約44万円 | 約4.5万円 |
| 800万円 | 約49万円 | 約5万円 |
| 1,000万円 | 約60万円 | 約6万円 |
※ 手取りは年収の約75〜80%(社会保険料・税金を差し引いた概算)を12で割った金額です。ボーナスの有無、扶養家族の人数、住んでいる自治体によって前後します。あくまで目安として使ってください。
同じ年収でも、住宅ローンの有無・子どもの人数・共働きかどうかで家計はまったく違います。表の金額より、「うちの家計で無理なく出せる額」のほうが大事です。
お小遣いの話で揉めやすいのは、「お小遣いの対象」の認識がふたりでズレてしまっているときです。
「お小遣い3万円で昼食込み」と「3万円で昼食は別」では、自由に使える額がまったく違います。
金額を決める前に、お小遣いの範囲をふたりで決めておく。これだけで、お小遣いの揉めごとは少なくなります。
毎月の収入や支出・貯金目標を、一度書き出してみましょう。
『家計や将来の備え』にゆとりを持った『お小遣いの金額』を設定すると安心です。
ただし、お小遣いの金額が少なすぎるとモヤモヤの原因になるので、ふたりでしっかり話し合った上で、バランス良く決めていきましょう。
上で挙げた項目のうち、どれをお小遣いから出し、どれを家計から出すかを決めます。昼食代・スマホ代・散髪代の3つは特に認識がズレやすいので、必ず確認してください。
昇給や転職、出産など、ライフスタイルの変化に伴い、毎月の収支も大きく変わってきます。
お小遣いの金額を定期的に見直すことで、モヤモヤがたまりにくくなります。

既婚男女500人の調査では、お金の夫婦ケンカの原因3位が「お小遣いの額」。特に「勝手に減らされた」「周りと比べて少ない」と感じたときに、不公平感からケンカになりやすいという結果でした。金額を変えるときは、必ずふたりで話し合いましょう。
※ 出典:株式会社エミリス「お金に関する夫婦喧嘩の原因ランキング」(2024年11月、既婚男女500人)
旦那だけがお小遣い制で、妻は家計から自由に使える状態だと、旦那側に「自分だけ管理されている」という不満が出ます。お互いに自由枠を持つと、公平感が生まれやすくなります。
「何にお金を使いたいか」は人によって違います。お互いの価値観を理解しておくと、円滑に話し合いやすくなります。
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平均が3万円台なので、平均並みです。ただし昼食代込みの3万円なら、自由に使えるのは2万円弱になるので、少なめと感じても不思議ではありません。
割合で決めているなら、上がるのが自然です。ただ、教育費や住宅ローンなど家計の支出も増える時期なら、上げ幅はふたりで相談してください。
「管理される」と感じていることが多いので、お小遣い制の代わりに「お互いに自由枠を持つ」形にする方法もあります。お小遣い制を嫌がるときの伝え方も参考にしてください。
『旦那のお小遣い、平均と相場。年収別の目安と、揉めない決め方』
お小遣いの「正解の金額」はありません。
ふたりでしっかり話し合って、定期的に見直してみましょう。
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これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。