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「旦那のお小遣い、5万円って多いのかな?」
周りには聞きづらいうえに、調べても「平均は3万円台」「手取りの1割」と数字がバラバラで、余計に分からなくなることがあります。
結論から言うと、5万円は平均より高めです。ただ、多いかどうかは「手取り」と「お小遣いに何が含まれているか」で変わります。
この記事では、お小遣いの平均と手取り別の目安、5万円が多いかどうかを判断する3つの確認点、そして見直したいときに角が立たない伝え方をまとめました。

ソニー損保の「2026年夏のボーナス&お小遣い事情」調査(2026年5月実施)では、お小遣いの月額平均は全体で28,517円、男性は30,350円でした。5万円はこれより約2万円高く、数字だけを見れば「平均よりかなり多め」に入ります。
ただし、この調査でのお小遣いは「家計から個人が自由に使える定額」。昼食代などを含まない、いわば”純粋な自由枠”の平均です。一方、会社員を対象にしたSBI新生銀行の調査(2024年)では、男性会社員の平均は39,081円で、使い道の1位は昼食代(42.2%)でした。
同じ「お小遣いの平均」でも、昼食代を含むかどうかで1万円近く変わるということです。5万円に昼食代・散髪代・飲み会代まで含まれているなら、自由に使える額は平均に近い可能性があります。逆に、それらを家計から別に出したうえでの5万円なら、平均をはっきり上回ります。
※ 出典:ソニー損保「2026年夏のボーナス&お小遣い事情」調査/SBI新生銀行「2024年会社員のお小遣い調査」
よく言われる目安は、本人の手取りの1割前後です。手取り別に並べると、次のようになります。
| 手取り(月) | お小遣いの目安(1割) |
|---|---|
| 20万円 | 2万円 |
| 25万円 | 2.5万円 |
| 30万円 | 3万円 |
| 35万円 | 3.5万円 |
| 40万円 | 4万円 |
| 50万円 | 5万円 |
※ 上記はあくまで目安です。住宅ローンや教育費、貯金の目標によって、無理のない額は変わります。
この目安で見ると、手取り50万円前後なら、5万円のお小遣いはちょうど1割です。
ただ、ここで言う手取りは「本人の収入」です。共働きであれば、世帯全体の収入と支出のバランスで考えたほうが、実態に合います。そして、表の数字より大事なのは、次の3つの確認点です。

平均や目安は参考になりますが、最終的に「うちにとって多いか」は、次の3つで判断します。
昼食代、通勤中のコーヒー、散髪代、職場の飲み会、スマホ代……。これらがお小遣いから出ているなら、5万円でも自由に使える額は2万円以下ということも珍しくありません。
金額の話をする前に、まず「お小遣いの対象」と「家計から出すもの」を書き出してみてください。
お小遣いの適正額は、「手取りの1割」より、毎月の貯金目標を達成したうえで残る額で考えるほうが実態に合います。
この順番で見ると、5万円が多いのか、少ないのかがはっきりします。貯金の目標が達成出来ているなら、5万円でも問題はありません。
夫が5万円、妻が1万円のように差が大きいと、金額そのものより「不公平感」がモヤモヤの原因になっていることがあります。
同額にする必要はありませんが、差がある場合は、その理由(昼食代を含んでいる、など)をお互いが納得しているかを確認してみてください。

「5万円は多いから減らして」と伝えると、相手は取り上げられる感覚になり、話がこじれやすくなります。角が立ちにくいのは、次の3つの順番です。
お小遣いだけを狙い撃ちにせず、固定費や生活費も含めて「一度、全体を一緒に見たい」と伝えると、相手も構えにくくなります。
「多い気がする」ではなく、手取りに対する割合や、貯金目標を引いた残りの額を、ふたりで数字を見ながら話します。数字が間にあると、「わたしの感覚」と「あなたの感覚」の対立になりにくくなります。
金額を下げるだけだと、相手は「取り上げられた」と感じやすくなります。昼食代や散髪代など、生活費に近いものを家計側に移し、そのぶんお小遣いを下げると、世帯の支出は減っても、相手の自由に使える額はあまり変わりません。
「昼食代は家計から出す。その代わり、お小遣いは5万円→3万円」のように、引く分と足す分を同時に示すのがコツです。
※ お金の話をするときは、お互いが疲れているタイミングを避け、余裕のある休日などに話すと、落ち着いて聞いてもらいやすくなります。
昼食代を1日800円×20日とすると、約1万6,000円。差し引くと自由に使えるのは3万4,000円前後。自由に使える額の平均(2026年調査・男性30,350円)と比べても、大きく外れてはいない水準です。含まれるものを先に確認してから判断してみてください。
決まりはありませんが、夫婦で大きく差があると不満につながりやすいものです。ソニー損保の2026年調査では、女性のお小遣い平均は26,684円で、男性との差は約3,700円でした。専業主婦や時短勤務の場合も、「自分のために使えるお金」をゼロにしないことが、長く続くコツです。
収入の変化に合わせて見直すのは、自然なことです。ただ、いきなり減額を伝えるより、「手取りがこれだけ変わったから、家計全体をどう調整するか一緒に決めたい」と、状況の共有から入ると納得しやすくなります。
『旦那のお小遣い5万円は多い?手取り別の適正額と、見直すときの伝え方』
5万円という数字だけでは、多いとも少ないとも言えません。まずはお小遣いの対象と、ふたりの貯金の目標を並べてみるところから始めてみましょう。
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