マネータイプ

「お小遣い制?絶対に嫌だ」
家計をきちんと回したいだけなのに、提案した瞬間に話が終わってしまう。そんな経験をしている人は少なくありません。
ただ、旦那さんが嫌がっているのは「お金を管理されること」であって、「家計を整えること」ではない場合がほとんどです。ここを分けて考えると、話は前に進みます。
この記事では、お小遣い制を嫌がる理由と、納得してもらう伝え方、そしてお小遣い制にこだわらない方法をまとめました。

反対する理由は「使いたいから」だけではありません。多くは次の3つのどれかです。
どの理由でも共通しているのは、「決められる側」になることへの抵抗です。逆に言えば、一緒に決める形にすれば、抵抗はかなり小さくなります。
「お小遣い」という言葉には、子どもが親からもらうイメージがあります。言葉の印象だけで、話が拒否されていることも珍しくありません。
中身は同じでも、「自由に使えるお金」「自分の予算」と言い換えるだけで、受け取り方が変わることがあります。
伝えるときに大事なのは、「管理したい」ではなく「一緒に決めたい」が伝わることです。場面別にまとめました。
「管理したい」ではなく「目的を決めたい」から入ると、相手は管理される話だと感じにくくなります。自由に使える部分が先に見えることも大事です。
片方だけに適用するルールは、拒否されやすいです。自分も同じ条件にすると伝えると、「管理」ではなく「ふたりのルール」になります。
収入に差がある場合は、金額を同じにする必要はありません。「お互いに自由枠がある」という形が同じであれば十分です。
金額はこちらが決めるのではなく、実績から一緒に決めてください。実際の支出をもとにした金額なら、「勝手に決められた」とは感じにくくなります。

お小遣い制は、収入を共通口座に集めて、そこから自由に使える分を渡す仕組みです。主な目的は、「ふたりで効率的に貯金すること」にあります。
この目的を達成する手段は、お小遣い制だけではありません。
などの方法もあります。
いずれにせよ、「毎月いくら貯めるか」の目標と、その目的は事前にふたりで共有しておきましょう。
お互いのお金の考え方を知るところから始めたい場合は、マネータイプ診断のように、ゲーム感覚で価値観を知れるものを会話の入口にする手もあります。
伝え方や仕組みを変えても、話し合いそのものを拒まれる場合は、次の3つを確かめてみてください。
いちばん多いのは、目的が共有されていないまま、仕組みの話だけをしているケースです。「3年後に◯◯したいから、月◯万円貯めたい」のように目的が見えると、相手にとっても「管理される話」ではなく「ふたりの計画の話」になります。

「ありえない」の中身は、制度そのものではなく「管理される感覚」への拒否であることがほとんどです。
お小遣い制という言葉を使わず、「貯金の目標を決めて、残りはお互い自由」という形で提案し直してみてください。
SBI新生銀行の「2024年会社員のお小遣い調査」では、男性会社員の平均は月約3万9,000円。ただし、平均を下回る人が半数近くいて、実際には月2万〜3万円台の人が多い層です。
※ 出典:SBI新生銀行「2024年会社員のお小遣い調査」。最新の数値は公式サイトでご確認ください。
平均額は年収や家族構成で大きく変わるため、参考程度にとどめてください。それより大事なのは、自分たちの手取りと貯金の目標から逆算した金額です。
『旦那がお小遣い制を嫌がる。納得してもらう伝え方と、代わりになる仕組み』
お小遣い制は目的ではなく、手段のひとつです。まずは何のために、毎月いくら貯めたいかをふたりで決めるところから始めてみてください。そこが共有出来れば、家計の形は自然に決まっていきます。
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