マネータイプ

「気づいたら、いつも私が払ってる」
デート代、プレゼント、ちょっとした立て替え。ひとつひとつは小さくても、積み重なると「この人といると、お金がかかる」という気持ちになる。好きなのに、財布を開くたびに少し冷める。そんな自分に、罪悪感を覚えることもあるかもしれません。
ただ、別れるかどうかを決める前に、見直せることがあります。
この記事では、彼氏にお金がかかると感じたときに別れたいと思う前に見直したい3つのことと、角が立たない伝え方をまとめました。

同じ「お金がかかる」でも、中身によって解決の方向が違います。まず、自分がどれに近いかを見てみてください。
1つ目と2つ目は、この記事の「3つの見直し」で整理しやすくなります。3つ目の貸し借りについては、断り方とルールの決め方を別の記事にまとめています。
彼氏がお金を借りてくる。関係を壊さない断り方と、線引きの決め方
オーネットの「初デート時の食事代支払いに関する意識調査」(2026年4月、25〜34歳の独身男女373人)では、「男性が支払うことが基本」と答えた人は26.0%。「割り勘が基本」が23.9%、「時と場合による」が27.1%で、考え方は三つに割れています。
同じ調査では、支払いで不快な経験をしたことがある女性は34.1%。自分が多く払っていて負担に感じるのは、わがままではありません。
※ 出典:オーネット「初デート時の食事代支払いに関する意識調査」(2026年4月)

「なんとなく私のほうが多い」を、事実に変えるところからです。デート代、プレゼント、交通費、彼氏の好みに合わせた服や美容まで。1か月だけ、彼氏に関わる支出をすべて書き出してみてください。
金額が見えて初めて、分担が偏っているもの・彼氏に相談するもの・自分で選んでいるものが分けられます。
彼氏の希望に合わせて出費が増えるのは、自分の上限が決まっていないからでもあります。「月にデートで使えるのは◯万円まで」と、まず自分で決めてください。
そのうえで、デート代の分担方法をひとつ提案します。
ふたりが納得出来る型なら、どれでも構いません。決まっていれば、毎回の会計で気を使わなくてすみます。
同じ金額を払っていても、「ありがとう」があるかどうかで、負担感はまったく変わります。気になっているのは金額なのか、それとも「当然だと思われている」ことなのか。ここを分けておくと、伝える内容が変わります。
金額の問題なら分担の話を、気持ちの問題なら「そう感じている」ことを、それぞれ伝えるのが近道です。
「お金がかかる」とそのまま伝えると、相手は責められたと感じます。伝えたいのは金額ではなく、「この関係を続けたいから、無理のない形にしたい」ということです。
※ お金の話をするときは、お互いが疲れているタイミングを避け、余裕のある休日などに話すと、落ち着いて聞いてもらいやすくなります。

分担の話をしても、次のような反応が続くなら、お金の問題ではなく、価値観の問題かもしれません。
お金の話が出来ない関係は、結婚後に家計を一緒に作るのが難しくなります。金額ではなく、話し合えるかどうか。ここが、交際を続けるか迷ったときの判断基準です。
収入差があるなら、収入に応じた比率で分担するのは自然な形です。ただし「私が全部」ではなく、比率をふたりで決めること。あわせて、お金をかけないデートを一緒に考えると、収入差があっても負担感は小さくなります。
その気持ちは大切にしていいものです。ただ、「あげたい」と「当然と思われている」は別です。特別な日はお互いに贈り合う、ふだんは分担する、と分けておくと、あげたい気持ちが負担に変わりにくくなります。
「かかる」という言葉そのものは、相手を「重荷」扱いする響きがあります。「続けたい」と「数字」をセットにして、分担の提案として伝えると、責めではなく相談として受け取ってもらいやすくなります。
『彼氏にお金がかかる。別れたいと思う前に見直したい3つのこと』
お金のモヤモヤは、話し合いである程度解決するかもしれません。
まずは、予算とデート代の分担方法を考えるところから始めてみましょう。
FUTARI NO OKANE KAIGI
ふたりのお金会議

お金会議ノート 1冊(全64ページ)
2027年 発売予定
カップル・夫婦の“お金のモヤモヤ”を整理するためのノートです。
これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。