お金の価値観・金銭感覚

「また買ってしまった」と、レシートを見てため息をつく。あるいは、パートナーの買い物が気になって言い出せない。
浪費家の女性には、いくつか共通する特徴があります。
この記事では、よくある6つの特徴と、浪費癖の直し方4ステップ、そしてパートナーの浪費が気になるときの進め方を整理しました。

総務省の「全国家計構造調査」(2024年調査)で、単身世帯の月あたりの支出を男女で比べると、次のようになっています。
| 費目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 消費支出の合計 | 187,383円 | 178,542円 |
| 理美容サービス | 1,885円 | 5,080円 |
| 理美容用品 | 861円 | 4,697円 |
使っている総額は、むしろ女性のほうが少なくなっています。一方で、美容にかけるお金は男性の2.7倍から5倍です。
つまり、女性のほうが浪費しているわけではありません。使い道が偏っているぶん、まわりから「使いすぎ」に見えやすいだけです。
そのうえで、浪費しやすい人に実際に当てはまりやすい特徴を、6つ挙げます。
毎月の収支を把握していない場合、「これくらいの買い物なら大丈夫」と、浪費をしやすくなります。
まずは、毎月の収支を見える化し、お金の意識を高めてみましょう。
「いつか貯めたい」だけだと、使わずに貯金する理由が見つかりません。
「同棲や結婚に向けて」「旅行や出産に向けて」など。貯金をする目的を決めた上で、「来年の春までに30万円貯める」のように、貯金目標を決めてみましょう。
特段必要ではないのに、半額と書いてあると買ってしまう。
このとき頭にあるのは「5,000円得をした」という感覚です。ですが実際には、買わなければ5,000円が手元に残っていました。
割引率ではなく、実際に払う金額で考えると、判断を間違えにくくなります。
嫌なことがあった日ほど、買い物の金額が上がる。
買った瞬間は気持ちが晴れますが、解消しているのはストレスであって、ほしかったものが手に入ったわけではありません。
似たような服やコスメが、家にいくつもある。手持ちを把握していないと、同じようなものを購入してしまいます。
クローゼットや引き出しにある持ち物や不用品を、一度すべて整理してみましょう。不用品は、フリマアプリなどで売却するのもおすすめです。
誘われた飲み会には毎回参加する。まわりが持っているものを、自分も買う。
自分が使いたくて使うお金ではなく、断れずに出ていくお金は、満足度が低いわりに金額が大きくなります。

まずは1か月間、収入と支出を見える化してみましょう。家計簿や家計アプリ、エクセルなど、家計管理の手段は、自身のやりやすいもので構いません。
完璧に囚われず、まずは出来るところから収支を見える化していくと、継続しやすくなります。
高価な買い物は、家計に大きな影響を与えます。
一度立ち止まって、冷静に考えてみましょう。
買い物でストレスを解消していると、気分が沈むたびにお金が出ていきます。
運動、入浴、友人との通話。お金のかからない方法をいくつか用意しておくと、買い物に向かう回数が減ります。
貯金をする目的と、具体的な数値目標を定めることで、貯金をする理由が生まれます。
まずは、無理のないペースで貯金目標を考えてみましょう。
「使わないで」ではなく、「何のために貯めるか」から話すと、同じ方向を向けます。
結婚資金、引っ越し、旅行、出産。金額と時期を決めた共通目標がひとつあるだけで、日々の買い物意識が変わります。
「また買ってるの?」と言いたくなっても、買い物そのものを否定しないことです。全部を責められると、喧嘩やトラブルに発展しやすくなります。
相手の価値観を聞き入れた上で、相手を全否定するのではなく、自身の不安をやさしく伝えてみましょう。
余ったら貯める、では貯まりません。給料が入った日に、先に貯金分を別口座へ移す。手元に残った額だけで暮らす形にすると、意志の力を使わずに済みます。

仕組み次第では、年齢を問わず浪費を軽減することは可能です。
まずは、できるところから改善していきましょう。
生活費や将来の貯金を確保したうえでの浪費であれば、ある程度は許容してあげることで関係が続きやすくなります。
まずは、お互いの価値観や、ふたりに必要なお金について話し合ってみましょう。
『浪費家の女性に多い6つの特徴。当てはまったときの直し方』
買い物が好きなこと自体は、悪いことではありません。
まずは1か月、収支を見える化するところから始めてみましょう。
FUTARI NO OKANE KAIGI
ふたりのお金会議

お金会議ノート 1冊(全64ページ)
2027年 発売予定
カップル・夫婦の“お金のモヤモヤ”を整理するためのノートです。
これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。