ライフイベントとお金

結婚式費用の親負担、相場はいくら?負担方法4パターンと注意点

結婚式の費用、親にいくら出してもらうのが普通なんだろう。

先にお伝えすると、親が負担しなければならない決まりはありません。ただ実際には、3組に2組が何らかの援助を受けています。

この記事では、親が出している金額の相場と負担方法のパターン、援助を頼むときの伝え方をまとめました。

結婚式費用の親負担はいくら?平均額・割合を解説

結婚式費用の親負担の相場について、ご祝儀や新居の費用を思い浮かべながら話し合うふたり

リクルートの調査(2025年度)では、結婚のために親から援助があった人は65.9%でした。

項目結果
親からの援助があった65.9%
援助額の総額(平均)140.6万円
うち結婚式などに使った額(平均)106.1万円

平均は140万円台ですが、金額のばらつきは大きいです。100万円未満が約3割、100万〜200万円が約3割、200万円以上が約3割。「平均だから、うちも140万円」とはなりません。

挙式と披露宴の両方を行った人の費用総額は平均298.6万円。援助だけで足りる額ではなく、残りはご祝儀と自分たちの貯金でまかなうのが一般的です。

出してもらって当然でも、頼むのが甘えでもありません。規模ごとの費用は、50人の結婚式、費用相場はいくら?自己負担額と費用の抑え方で扱っています。

結婚式費用の負担方法4パターン

誰が払うかは、大きく4つに分かれます。

新郎新婦が全額負担する

貯金とご祝儀でまかなう形です。親に気をつかわずに済むぶん、内容をふたりだけで決められます。

親と新郎新婦で分担する

いちばん多い形です。自己負担の一部を親が出します。「衣装代だけ」「100万円まで」のように、範囲を先に決めておくと揉めません。

親が全額負担する

親の希望で式を行うときなどに選ばれます。負担が軽い代わりに、出す側の意向が内容に反映されやすくなります。

両家の親が分担する

親同士で出し合う形です。金額をそろえるのか、招待人数で分けるのか。割合の決め方を先に共有しておいてください。

新郎側・新婦側の負担割合はどう決める?

まず出すのは自己負担額です。総額から、ご祝儀と親の援助を引いた残りを指します。

分け方内容
両家で折半自己負担額を半分ずつにする
招待人数で按分ゲストの人数に応じて分ける
項目ごとに分担衣装は各自、会場費は折半など

揉めにくいのは招待人数で按分するやり方です。料理と引き出物はゲストの人数で決まるので、根拠を数字で示せます。

折半はわかりやすい反面、招待客の数に差があると不満が残ります。衣装代の差が大きいときは、項目ごとに分けるほうが納得しやすくなります。

どれを選ぶにしても、先にふたりで方針を決めてから、それぞれが自分の親に相談してください。親同士で直接話し始めると、まとまりにくくなります。

親に援助を頼むときの伝え方

それぞれの親に結婚式費用の援助を相談しようとしているふたり

見積もりが出てから相談する

切り出すタイミングは、結婚報告・両家の顔合わせ・見積もりが出たときのどれかが自然です。

いちばん話しやすいのは、見積もりが出たあと。金額の根拠があるぶん、お願いが具体的になります。

金額より先に、内訳を見せる

「100万円出してほしい」から入ると、高いか安いかの話になります。先に見積もりを見せて、何にいくらかかるのかを共有してください。

そのうえで、自分たちでいくら出す予定なのかを伝えます。自己資金を先に示すと、丸投げの印象になりません。

断られたときの選択肢

親にも事情があります。断られても、式を成立させる手は残っています。

招待人数を減らす、挙式だけにする、時期をずらして貯める、ブライダルローンを組む。

方法は色々ありますので、しっかりとふたりで話し合って決めていきましょう。

援助を受けるときの注意点

贈与税がかかるケース・かからないケース

国税庁は、結婚式・披露宴の費用について、本来負担すべき人がそれぞれ費用を分担しているなら、そもそも贈与には当たらないとしています。親が会場費を直接払っても、贈与税はかかりません。

注意したいのは、現金でまとめて受け取ったときです。結婚式に使わず預貯金として残った分は、贈与税の対象になります。

確実なのは、式場へ直接振り込んでもらう方法です。難しければ、見積書や領収書を残しておいてください。なお、1年間の贈与の合計が110万円以下なら、基礎控除の範囲で申告もいりません。

両家の差と、口約束

片方が全額、もう片方がゼロとなると、しこりが残ります。金額をそろえる必要はありませんが、差があることをお互いが知っている状態にしておいてください。

もうひとつは口約束です。式場の支払いは前払いが多数なので、いくらを、いつまでにまでは確認しておかないと、間に合いません。

よくある質問

結婚式費用の内訳を見ながら、疑問点を確認し合うふたり

Q. 親からの申し出を断ってもいいですか?

断っても問題ありません。ただ、子の門出にお金を出したいという親の気持ちもあります。全額ではなく、一部だけ受け取る形も選べます。

Q. 両家で援助額が違うと不公平になりませんか?

そろえる必要はありません。自己負担をどう分けるかさえ決まっていれば、援助額の差は問題になりにくいです。

Q. 出してもらったお金は返すものですか?

返済はいらないのが一般的です。ただ贈与なのか立て替えなのかだけは、受け取るときに確認しておいてください。

まとめ

『結婚式費用の親負担、相場はいくら?負担方法4パターンと注意点』

  • 親から援助があった人は65.9%、総額の平均は140.6万円
  • 負担方法は4パターン。多いのは親と新郎新婦の分担
  • 両家で分けるなら招待人数での按分が揉めにくい
  • 費用を直接分担していれば贈与税はかからない

まずは、ふたりで出せる金額を決めるところから始めてみましょう。

※ 2026年10月時点の情報です。出典:リクルート「結婚マーケット調査2025」/国税庁「扶養義務者(父母や祖父母)から『生活費』又は『教育費』の贈与を受けた場合の贈与税に関するQ&A」。

FREE CHECK

ふたりのマネータイプ診断。14問に答えるだけで、未来設計士・ゆる貯め名人・ごほうびプランナー・今を楽しむ冒険家の4タイプからお金の価値観と相性がわかる

FUTARI NO OKANE KAIGI

ふたりのお金会議

ふたりのお金会議ノートの表紙と主な内容

お金会議ノート 1冊(全64ページ)

  • マネータイプ別の相性アドバイス
  • お金の価値観の共有
  • 生活費の分担や将来設計
  • 毎月の収支と振り返りetc.

2027年 発売予定

  • ふたりのお金会議ノート予定価格 2,970円(税込)

カップル・夫婦の“お金のモヤモヤ”を整理するためのノートです。

これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。

商品を見る

RELATED

関連記事