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両家の顔合わせで、どちらかの実家が遠方だと、食事代のほかに交通費や宿泊費がかかります。これを誰が払うのか、決まりはありません。
この記事では、遠方のときにかかるお金の目安と、よく使われる負担の分け方、もめにくい決め方をまとめました。

いちばん無難なのは、新郎新婦が負担する形です。「自分たちが両親を招く」という立場にすれば、どちらの家にも気をつかわせずに済みます。
遠方から来てもらうのに交通費を自己負担にすると、相手の親に負担感が残りやすくなります。とくに片方の家だけが遠いときは、何もしないと不公平が目に見えてしまいます。
ただし、親が「自分たちの分は自分で出す」と言うこともあります。まずは両家それぞれの考えを先に聞くところから始めてください。
食事を含めた両家の顔合わせの費用は、全国平均で8万3000円です。もっとも多い価格帯は5万〜10万円未満で45.7%、次が5万円未満で28.6%でした。
ちなみに結納をせず、顔合わせだけを行った人は85.6%です。いまは顔合わせだけで済ませるのが一般的になっています。
ただしこれは食事代と会場費だけの金額です。遠方の場合は、ここに交通費と宿泊費が上乗せされます。
| 費目 | 遠方のときの考え方 |
|---|---|
| 食事・会場費 | 全国平均は8万3000円 |
| 交通費 | 距離しだいで食事代を超えることも |
| 宿泊費 | 日帰りが難しいときに発生する |
| 手土産 | 持参するのが慣習とされています |
新幹線や飛行機を使うなら、交通費が食事代を上回ることもめずらしくありません。総額で見てから、誰がどこを持つかを決めてください。
※ リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(全国推計値)を参照しています。

実際によく使われる分け方は、次の4つです。
| 分け方 | 向いているケース |
|---|---|
| 新郎新婦が全額もつ | どちらの親にも気をつかわせたくない |
| 交通費は各自、食事代は新郎新婦 | 両家の距離に大きな差がない |
| 遠方側が交通費、地元側が食事代 | 片方の家だけが遠い |
| 両家で折半する | 親同士がすでに納得している |
遠方の場合に気をつけたいのが、いちばん下の折半です。移動費に大きな差があるまま食事代だけ半分にすると、遠い側の持ち出しが増えます。
考え方はシンプルで、移動の負担が重い側ほど、お金の負担を軽くすることです。遠方から来てもらうなら、食事代はこちらでもつ。そう決めておくと説明もしやすくなります。
たとえば新幹線で来てもらうなら、往復の交通費と食事代をふたりでまとめてもつ。日帰りできない距離なら、宿も先に押さえておく。ここまで決めてから連絡すると、親も予定を立てやすくなります。
伝え方も大事です。当日その場で現金を出すより、事前にふたりから両家へ伝えておくほうが落ち着いて受け取ってもらえます。
交通費を渡すなら、「お車代」として封筒に入れて当日渡すのが一般的です。金額を言わずに済むので、やりとりが重くなりません。
いちばん効くのは開催地を見直すことです。どちらかの地元ではなく、両家の中間にある都市で開けば、移動の負担も費用も自然に近づきます。
時間帯も変えられます。ランチの時間に設定すると、同じ店でも料金を抑えやすく、日帰りで帰れるので宿泊費もかかりません。
それでも負担が大きいなら、会場の種類を変える手があります。首都圏のデータでは、ホテルでの顔合わせが12万2000円だったのに対し、レストランは7万3000円でした。同じ人数でも5万円近く差がつきます。

実費を目安にして、切りのよい金額に整えるのが一般的です。往復の運賃を調べたうえで、少し上乗せした額にしておくと足が出ません。全額が難しければ、半額を包んで「一部ですが」と添える形でも構いません。
親から申し出があったなら、受けても問題ありません。ただし片方の親だけに出してもらうと、あとで気まずくなることがあります。甘えるときは、もう一方の家にも先に伝えておきましょう。
体調や距離の事情があるなら、選択肢に入れて構いません。ただし初対面をオンラインで済ませることに抵抗がある親もいます。先に両家へ相談し、難しければ結婚式や帰省のタイミングで会う機会をつくる形にしてください。
『両家顔合わせ、遠方のときの費用は?交通費と宿泊費の負担』
まずは両家の希望を聞いて、総額を出してから分け方を決めましょう。
※ 2026年11月時点の情報です。出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(全国推計値、会場別は首都圏)。顔合わせの慣習は地域や家庭によって異なります。
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