マネータイプ

「うちは、お金で揉めたことがない」
そう言えるカップルは、特別なことをしているわけではありません。
皆さんは、こんな経験はありませんか?
長くお金で揉めないカップルも、最初から上手だったわけではありません。揉めない形を、少しずつ作ってきただけです。
この記事では、揉めずに続けているカップルの5つの共通点と、今日から出来る習慣を紹介いたします。

いちばん大きな違いは、これです。
揉めやすいカップルは、お金の話をなんとなく先延ばしにします。空気が悪くなりそう、面倒くさい、今じゃなくてもいい。そうしているうちに、切り出すきっかけを失っていきます。
逆にお金で揉めないカップルは、モヤモヤが溜まる前に話し合っています。
こんなふうにお互いの考えや理想を出し合って、ふたりが納得出来るルールを作っていく。それだけで、円満な関係が続きやすくなります。
「もっと節約する人になってほしい」「もう少し楽しんでほしい」。
そう思う気持ちは自然ですが、人の金銭感覚は、言われただけでは変わりません。
お金で揉めないカップルは、相手ではなく仕組みのほうを変えています。
相手を無理に変えるのではなく、お互いの価値観を理解したうえで、揉めないための仕組みを考えている。そんなカップルほど、長続きしやすい傾向にあります。
「毎月3万円貯めよう」だけだと、続きません。何のための3万円かが抜けているからです。
お金で揉めないカップルは、金額の前に目的を話しています。
目的が共有されていると、我慢が「協力」に変わります。同じ節約でも、納得感がまったく違います。
住まい、結婚、子ども、車。ふたりで目指すものがあると、お金の話が「制限」ではなく「準備」になります。
大きな目標でなくても構いません。「来年の誕生日は、少し良いところに泊まる」でも十分に効果があります。
お金の話がこじれるのは、たいてい正しさの話になったときです。
「普通は割り勘でしょ」「その買い物は無駄でしょ」。正しさを持ち出すと、どちらかが間違っていることになり、話が止まってしまいます。
お金で揉めないカップルは、「これからどうしたいか」を話します。世間の正解ではなく、ふたりが納得出来るかたちを探しています。
割り勘についても同じです。収入の比率で分ける、誘ったほうが多めに出す、項目ごとに分ける。どれが正しいということはありません。大事なのは、片方が「我慢している」と感じていないことです。
例えば、「節約しよう」だけだと、理由が伝わりません。「将来のことを考えると不安で」と背景を先に置くと、同じ提案でも受け取り方が変わります。
もうひとつのコツは、否定形を使わないことです。
「無駄遣いしないで」ではなく、「来月は、ここにお金を使おう」。人は禁止されると反発しますが、提案には乗りやすいものです。
内容は同じでも、伝え方を少し変えるだけで相談として受け取ってもらえます。
| 揉めやすい言い方 | 続くカップルの言い方 |
|---|---|
| ちゃんと貯金してよ | 来年の旅行に行きたいから、毎月少しずつ貯めない? |
| 外食を減らして | 週末は、家でゆっくりごはんにしない? |
| 勝手に決めないで | 大きい買い物は、一度相談しよう |
| もっと節約してよ | ふたりの将来のことを考えたいから、一緒に見直せないかな |

共通点が分かっても、いきなり全部は変えられません。まずはこの3つから試してみてください。
多くの方は、不満が溜まってからお金の話を切り出します。ただ、溜まったモヤモヤは、言葉にした時点で責める形になりがちです。
モヤモヤは、小さいうちに出すほど軽く済みます。「まだ言うほどでもないかな」くらいが、ちょうどいいタイミングです。
伝えるときは、相手を主語にしないのがコツです。
同じ不安を伝えているのに、片方は責めていて、もう片方は相談している。この差は、思っているより大きいです。
ふたりのタイプは、たいてい違います。今を楽しみたい人もいれば、将来に備えて貯めたい人もいます。
どちらかに合わせると、片方がずっと我慢することになります。そこでおすすめなのが、ふたりとも楽しみになる目標を決めることです。
大事なのは、「貯めること」自体を目標にしないことです。貯金が目的だと、今を楽しみたい人にとっては我慢でしかありません。
目標が決まったら、時期と金額をつけてみてください。「来年の秋までに20万円」まで決まると、毎月いくら必要かが自然と見えてきます。
②の「相手を変えようとしない」が出来るのは、相手のタイプが分かっているからです。
お金の使い方は、「今を楽しむか、将来に備えるか」と「きっちり管理するか、ゆるく管理するか」の2つの軸で、だいたい説明がつきます。
お互いのマネータイプを知ることで、
を考えやすくなります。
診断はこちらのページからお試しいただけます。
「同棲」や「結婚」を考え始めたときには、一度話しておきたいところです。
とくに生活費の分担やふたりの将来設計は、早めに話し合っておくことで、いざというときに揉めにくくなります。
聞いても問題ありません。
ただ、金額を確かめること自体が目的になると、探られているように感じさせてしまいます。
「来年の旅行のために、ふたりでいくら貯められそう?」のように、目的とセットで聞くと自然です。
無理に全部を話す必要はありません。
まずはマネータイプ診断や、旅行・生活費など話しやすいテーマから始めてみてください。少しずつ話せる範囲を広げていけば大丈夫です。
『長続きするカップルのお金の習慣。揉めずに続けている5つの共通点』
お金の話は、仲が良いから出来るのではありません。話し方と、話す機会を少し変えるだけで、話せるようになります。
まずは、いちばん切り出しやすいところから試してみてください。
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ふたりのお金会議

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これからも心地よい関係を続けていくために、ぜひ、ふたりで取り組んでみてください。