マネータイプ
「なんで、そんなものにお金を使うの?」
「そこまで細かく計算しなくても……」
お金のことで、パートナーとモヤッとしたことはありませんか。そして、こう思ったことはないでしょうか。「わたしたち、金銭感覚が合わないのかもしれない」と。

でも、それは性格が合わないわけでも、どちらかが間違っているわけでもありません。お金の使い方には「タイプ」があって、その組み合わせが違うだけ、ということがほとんどです。
「金銭感覚 合わない」で検索すると、相談掲示板には同じ悩みがずらりと並びます。それだけ多くのふたりが、同じところでつまずいているということです。
そもそもお金の使い方は、育った家庭やこれまでの経験でつくられます。育った環境が違う以上、ズレているほうが自然なのです。
問題なのは「ズレていること」ではなく、ズレの正体がわからないまま、相手の人格の話にしてしまうことです。
『ふたりのお金会議』では、お金との向き合い方を2つの軸で整理しています。
この2つを掛け合わせると、4つのタイプに分かれます。
| 将来重視 | 今も楽しむ | |
|---|---|---|
| きっちり管理 | 未来設計士タイプ | ごほうびプランナータイプ |
| ゆるく管理 | ゆる貯め名人タイプ | 今を楽しむ冒険家タイプ |

どのタイプが優れている、ということはありません。それぞれに強みと、少し気をつけたい傾向があるだけです。

未来設計士タイプ(将来重視 × きっちり管理)
先から逆算して考えるタイプ。数字の把握が得意で、決めた目標はブレません。
◎ 長い計画を立てて、やりきれる
△「今」を削りすぎて、相手の楽しみに厳しくなりがち

ゆる貯め名人タイプ(将来重視 × ゆるく管理)
将来のことは考えているけれど、細かい管理は苦手。気づけば自然と貯まっているタイプ。
◎ 無理がないから、長く続けられる
△ 数字が曖昧で、いざというときに足りないことも

ごほうびプランナータイプ(今も楽しむ × きっちり管理)
使うと決めた分は、気持ちよく使うタイプ。メリハリのつけ方が上手です。
◎ 我慢しすぎないから、続く
△ 今と将来のバランスに悩みやすく、使いすぎた後に後悔することも

今を楽しむ冒険家タイプ(今も楽しむ × ゆるく管理)
やりたいことに、迷わずお金を使えるタイプ。経験にお金をかけられます。
◎ 決断が早く、チャンスを逃さない
△ 貯金が後回しになり、残高を把握しにくい
タイプが違うふたりは、実はとても相性がいい組み合わせでもあります。片方が将来に備え、もう片方が今を楽しむ。片方が数字を把握し、もう片方が空気をゆるめる。どちらか一方だけだと、家計はかたよります。
「合わせよう」とすると苦しくなりますが、「役割が違う」と考えると、途端にラクになります。
ルールを決めるより先に、相手が何を大事にしているかを知ることから。「なぜそこにお金を使うのか」がわかると、同じ行動でも見え方が変わります。
どちらかに合わせるのではなく、ふたりの真ん中に置きます。生活費の分担、共有する範囲、自由に使っていい枠。どちらかが我慢しているルールは、長く続きません。
一度決めたルールは、暮らしが変われば必ず合わなくなります。月に一度、日にちを決めて見直す。決まった日があれば、切り出す勇気はいりません。
3つに共通しているのは、相手を変えようとしていないということ。変えるのは相手ではなく、ふたりの間のルールです。順番も大事で、理解 → ルール → 見直しの流れを飛ばさないことがコツです。
急にお金の話を切り出すのは、難しいかもしれません。そんなときは、気軽に『マネータイプ診断』から始めてみましょう。
診断のワクワク感と、かわいい動物のデザインが、堅苦しいお金の話をやわらげてくれます。



