ライフイベントとお金

50人の結婚式を考えている。でも実際いくらかかるのか、いまの貯金で足りるのかが分からない。
先にお伝えすると、総額はおよそ300万円、自己負担は150万円前後です。ご祝儀が入るので、総額をまるごと用意する必要はありません。
この記事では、費用の内訳と、ご祝儀を引いたあとに残る金額、用意しておきたい貯金額までまとめました。

リクルート ブライダル総研の調査(2025年)によると、挙式と披露宴の両方を行った人の招待客は平均57.2人、総額は平均298.6万円です。50人は、この平均にかなり近い規模になります。
| 項目 | 平均 |
|---|---|
| 招待客人数 | 57.2人 |
| 総額 | 298.6万円 |
| ご祝儀総額 | 187.1万円 |
| 自己負担額 | 158.9万円 |
もっとも多い価格帯は300万〜350万円で、全体の18.6%を占めます。50人なら、まずは300万円前後を基準に考えてください。
内訳は、人数で増えるものと、人数に関係なくかかるものに分かれます。
| 項目 | 人数で費用が増えるか |
|---|---|
| 料理・飲み物 | 増える。人数にそのまま比例する |
| 引出物・引菓子 | 増える。人数にそのまま比例する |
| 会場費・挙式料 | 変わらない |
| 衣装・ヘアメイク | 変わらない |
| 写真・映像 | 変わらない |
| 装花・装飾 | メインは固定。ゲストテーブル分だけ増える |
いちばん大きいのは料理と飲み物です。ここは招待客の人数にそのまま比例します。
一方で会場費や衣装、写真は、何人呼んでも金額が変わりません。人数を減らしても総額がその分だけ下がらないのは、このためです。
平均が57.2人なので、50人はごく一般的な規模です。同じ調査では、人数帯のボリュームゾーンが「30〜40人未満」「50〜60人未満」「100〜110人未満」の3つに分かれています。
少人数と大人数のあいだで、選ぶ人がいちばん多い帯のひとつだと考えてください。アットホームさと華やかさの両方を取りやすい人数です。
同じ調査で、ご祝儀総額は平均187.1万円、自己負担額は平均158.9万円でした。50人の場合も、140万〜160万円を見ておくと近い金額になります。
友人は3万円が目安です。上司や親族はこれより多くなるため、招待客の顔ぶれで総額は変わります。友人中心なら少なめ、親族が多ければ増えます。
夫婦で招く場合や、子ども連れのゲストでも金額は変わります。はっきり読めない部分なので、ご祝儀をあてにしすぎないほうが安全です。
ゼクシィ結婚トレンド調査(2024年)では、親や親族からの援助があった人は74.2%。そのうち結婚式に使った金額は、平均168.6万円でした。
7割以上が受け取っている計算です。ふたりだけで全額を抱える前提で考えなくて大丈夫です。もらえるかどうかは、早めに聞いておいてください。

ここがいちばん見落とされます。必要な貯金額は、自己負担額ではなく支払いのタイミングで決まります。
式場によりますが、挙式の1週間前までに全額を前払いというところが多くあります。ご祝儀を受け取るのは当日なので、先に現金が必要になります。
つまり前払いの式場だと、ご祝儀や親からの援助があっても、いったんは総額に近い金額を自分たちで立て替えることになります。
後払いに対応している式場なら、ご祝儀を受け取ってから支払えます。用意する金額は大きく変わるので、見学のときに支払い時期を必ず聞いてください。
| 前払いの式場 | 後払いの式場 |
|---|---|
| 300万円前後 | 150万円前後 |
同じ結婚式でも、用意しておく金額は倍ほど変わります。足りないときの進め方は結婚するのにお金がない。かかる費用の目安と、貯金ゼロからの進め方で扱っています。
| 方法 | 効き目 |
|---|---|
| 日程をずらす | 冬や平日、仏滅は割引が大きい |
| 装花を抑える | 見た目の印象を保ったまま減らしやすい |
| ペーパーアイテムを手作り | 招待状や席次表は自分たちで作れる |
| 持ち込みを使う | 持ち込み料と比べて、得かどうか計算する |
| 複数の式場を比べる | 同じ条件で見積もりを取ると差が見える |
いちばん効くのは日程の見直しです。同じ会場でも数十万円変わります。
逆に、料理を削るのはできれば最後にしてください。ゲストの記憶にいちばん残る部分で、ここを下げると満足度に直結します。

式場や人数の規模を工夫し、「ご祝儀払い」や親からの援助を活用すれば、結婚式を挙げることは可能です。
思うほどは減りません。ご祝儀も一緒に減るうえ、会場費や衣装など人数に関係ない費用は変動しないためです。
『50人の結婚式、費用相場はいくら?自己負担額と費用の抑え方』
まずは、気になる式場に支払いの時期を聞くところから始めてみましょう。
※ 2026年10月時点の情報です。出典:リクルート ブライダル総研「結婚マーケット調査2025」/「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」。金額は地域や会場によって異なるため、個別の見積もりは式場にご確認ください。
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